長野市東和田の市営陸上競技場で8月31日、サッカーJ3リーグ(J3)AC長野パルセイロのホームゲームに合わせ、「ホームタウンの日」と銘打って北信地方の自治体などが物産販売をした=写真。各自治体が施設外にブースを設け、観戦前のサポーターらでにぎわった。

物産展
物産販売の様子

J2昇格要件の一つのホームゲーム平均観客数3千人達成に向け、多くの人に来場してもらおうと5月に続き、2回目。この日は目標を大きく上回る6334人が観戦に訪れた。

長野市は信州新町地区の玄米コーヒーや大岡地区のパンを、飯綱町は特産の信濃地鶏のあぶり焼きを売った。飯山市は笹(ささ)ずしを販売したほか、来年2月中旬の「いいやま雪まつり」をPR。対戦したFC町田ゼルビアのホームタウン・東京都町田市もブースを設け、ご当地映画を紹介した。

グリーン長野農協(長野市)は、地域活性化や農畜産物の知名度アップにつなげようと、川中島白桃を先着500人に贈った。飯綱町のブースで地鶏のあぶり焼きを買った町田サポーターの会社員尾沢一男さん(56)=相模原市=は「ローカル色豊かでいい企画。観戦しながら味わいたい」と話していた。
(参考:信毎WEB)