有永選手


今日は#25有永選手の誕生日です。


有永 一生(ありなが かずき)
1989年3月3日、長崎県出身のMF/DF。
国見高校を卒業後、関東学院大学へ進学。
2011年、新卒でAC長野パルセイロへ入団した。


有永選手と言えば『豊富な運動量とユーティリティー』といったイメージですが、それもすべて"国見高校"で培われたものかもしれません。




▼国見高校の練習について

国見高校の凄すぎる練習量について、同校出身の三浦淳宏さんと大久保嘉人さんが回想してました。


三浦:間違いなく高校の中で日本一キツイかなと。僕、3年間で休み1日半です


大久保:僕の時は休みゼロでした。一日もなかったですね。


三浦:国見高校の裏に5km登って、5km降りてくる、「たぬき山」って言われている山があるんですけど。


三浦:ただでさえ練習がめちゃくちゃキツイんですけど、ピピって集合がかかるんです。「あ、やっと終われる」って思うじゃないですか。そうしたら、(当時の国見高校監督・小嶺忠敏さんから)「おう、お前らササッとたぬき山行って来い」って言われるんですよ。


三浦:サボったりすると、国見町ってスパイ(町の人)が多いんですよ。


三浦:途中で引き返そうとか、歩いたりしていると、小嶺監督にすぐチクリが入るんです。


大久保:(笑いながらうなづき)ビビってましたね。


大久保:試合も含めてなんですけど、1日に72km走った時があって。試合して、試合終わって走って、また試合して走って、また試合して走って、最後、帰り走って帰るんですけど。力が出ないんです。走れなくて。坂道のところで何人か座ってたんですよ。


大久保:コーチがそのまま車で降りてきて、「どうしたんだ?」みたいな。「いや、ちょっともう動けないです」って言ったら、寮から味噌汁とご飯を持ってきて、「食え!」と(笑)。食ってそのまま走って帰りました。


大久保:夜はさすがにキツくて、6人くらい救急車で運ばれました。足がつって。


三浦:1日3試合とか当たり前ですよ。


三浦:たぬき山は本当に怖いよね?


大久保:怖いです……。


三浦:試合中にこうやって足をつって伸ばしていると、たぬき山が待っているんで。練習量が足らないと。


三浦:(実演しながら)みんなだいたいの選手は足をつるとこうやって伸ばしますよね?


三浦:これをやったら小嶺先生に「たぬき山ササッと行って来い」って言われるんで。


(足がつって伸ばしていると、たぬき山に行かされる…) 


三浦:はい。だから試合中に足つっても、知らん顔しながらこうやって(歩きながらつった足を伸ばす高等テクを実演)伸ばしながら…。


三浦:上半身は全然平気な顔をしながら(笑)




転載元
http://sakabuta.jp/2014/12/22/kunimi-high-school-training/
 
 
※ちなみに有永選手の代も、監督は小嶺先生です。



この地獄の練習が今の有永選手を作っています(笑)
そしてパルセイロになくてはならない選手になりました!!