フォルサ☆パルセイロ

FMぜんこうじ『フォルサ☆パルセイロ』に地元篠ノ井出身で、現在AC長野パルセイロのマスコットキャラクターのデザイン監修をおこなっている宮尾佳和さんがゲスト出演しました。




以下、放送内容です。



ホームができると聞いたのは1年ちょっと前なんですけど、そこから自分が手掛けてたイナズマイレブンもサッカーがテーマなので何か凄く運命というか偶然というか、そういうものを感じてまして、その後に去年の夏ぐらいなんですけどキャラクター監修のお話をいただいて、なんだろうこの流れはっていう(笑)

― どのような幼少期だった?
駆けずり回る事も好きだったんですけど、落書きとか絵を描く事も好きで、落書きの友達と駆けずり回る友達とが両方いて、両方好きだったんですけど、幼少期の思い出で言うと南長野運動公園が昔は畑で今の国道(18号)を作っているときに建設現場で遊んでました。周りは何もなくて凧揚げとかしてました。

― 武蔵野美術大学でデザインを専攻したとのことですがなぜその道に進んだ?
自分の得意分野で勝負したいっていうふうに中高となっていくと思うんですよ、僕も美術だったり高校の時に漫画を描いていたりとにかく「絵でいけるんじゃないか」って事で、篠ノ井東中学校の美術のナカヤマ先生が「宮尾はこっちの道へ行くんだろうなぁ」と美術準備室で僕の作品を見ながらつぶやいたんですよね。なんとなくそれが耳に残ってて、なんとなくそれが後押しになったんですよね今考えると。それで受験にチャレンジしようと。当時、長野県から美大を受けようと思っても資料がなくて取り寄せなきゃいけないんですけど、平安堂書店に行っても資料が全然ないんですよ(笑)で先輩とかに聞いたりとかして、結局向こうの美術の予備校に1年浪人しました。こっちでそれなりに準備したつもりだったんですけど、向こうのレベルが凄い高くてもう武者修行状態で覚悟を決めて「この1年でダメならもう切腹」みたいな。そんなノリでしたね(笑)

― アニメーション監督ってどんな仕事?
アニメーションは手間と時間と人の数が漫画と違いまして、1本作るのに100人とか関わる。台本を練って、絵コンテをおこして、作画をして…とか色んな工程を経ていくと1個の工場みたいなそれ位の人数が要りまして、基本的に絵を書いてるだけではなく色んな人と打ち合わせをして「あーじゃない、こーじゃない、いやこれは違うもうちょっとこうで…」みたいな調整を重ね、TVアニメーションだったら放送に間に合わすという使命がありまして(笑)そして夜・昼なく、かじりついてやるような、けっこう激しい職業だったりしまして。映画だったら関係者を含めると1,000人とか。

―どういう経緯でパルセイロのマスコット手掛けることに?
まず出身地の篠ノ井の関係者の西澤さんと昔から知り合いで、私がこういう職業をしているというのを知ってまして、 「J2昇格を睨んでキャラクターが必要になっているから相談に乗ってくれないか」という話を受けました。それが去年の夏ぐらいですね。それがきっかけで、実際に作業が10月位から始まり、コンセプトとしては"子供の心を掴むものにしよう"というのは決まってて「これはちょっと得意分野かもしれない」と。だから凄くその形とか、表情とか、ポーズとかニーズに合ったものを意識して進めました。

― ザックリで良いのでどんなキャラクターに?
キャラクターっていうと色んなチームのキャラクターって既にあるじゃないですか。四国に行ったら"みかん"がキャラクターになっていたりとか、動物もあるし、人っぽいのもあるし、色々なバリエーションがもう出てるんですね。そうゆうのと戦っていかないといけない、ある意味もっと上を目指すって意味では「テンションの高いデザインて何だろう」って思ったときに、色んな可能性ってあると思うんですね。なので今ここでデザインはこれですって言うよりは、皆さんに想像を広げてもらって。

― パルセイロと言えばエルザ時代の獅子がやっぱり・・・
獅子というのは凄く王道ですよね。やっぱりジャングル大帝レオとかライバルも多いわけですよ。ライバルが既にいるのでライオン狙っていくっていうのはけっこう勇気がいる。似ちゃいけないわけですよ(笑)ただやっぱり長野で"りんごの花"であるとか、そういったものは取り入れていった方が良いんじゃないかとか、デザインについては可能性を色々考えながらやってます。

― この依頼を受けて大変だと思ったんじゃない?
やればやるほどこれはここまでで良いっていう仕事じゃなくてベストを狙っていく。普段の仕事だと締切があってこれまでにやれば良いっていう目標があるんですけど、やればやるほど欲も出てきますし、自分が今までで一番…線を一本引くのも1㎜単位で調整したりとか、こだわりを込めてとにかくやってます。一番こだわったのが、去年の入れ替え戦東和田を観戦して実際に選手たちや応援団を初めて見たんですが、その印象っていうのが強くて、開発してる途中だったんですけど、応援してる人の想いっていうのがキャラクターに乗ってないとダメだなと思って、サポーターの代弁者になるような、そういうマスコットだと良いんじゃないかと。作っているうちにテーマというかこだわりというか、そういうのが見えてきたんですね。だから本当に試合を見て良かったなって。

― パルセイロに対する想いは?

実際に今季の開幕町戦に行ったり、南長野ホーム開幕相模原戦を実際になるべく生で見たいと思って行ってます。やっぱりサポーターの人たちの中に入って、応援してる様を感じるとこちらも気合が入るというか。地域全体がこれによって凄く盛り上がるっていうのは間違いなく、どんどん人が集まってくればどんどんそれがパワーになってくるのは感じているので、是非とも長野パルセイロと応援している人たちと街が元気になっていくっていうのを見たいなと思ってます。

― キャラクターはいつ頃発表?
秋の空が感じられるようになる、その辺で発表になるかと思います。