アンジュヴィオレ広島は、広島市西区横川地区をホームタウンとした女子サッカーチームである。
2015年8月現在のなでしこリーグ2部での順位は5位。設立してまだ3年ほどだが、ぐんぐんと頭角を現しているチームである。
アンジュヴィオレ=ANGE VIOLETとはフランス語で「紫色の天使」の意味。実は、紫色の天使たちをここまで育ててきたのは、いわゆる大企業や行政ではなく、広島にある横川商店街の「おじちゃん、おばちゃんたち」だという。
アンジュヴィオレ広島 広報の宮地弘充氏の本業は、広告代理店のサラリーマン。仕事を通じて横川商店街の「おじちゃん、おばちゃんたち」に知り合ったことが、横川を、そしてその後の宮地氏の人生をガラリと変えた。
広島市の中心部にある昔ながらの商店街、横川地区。現在は広島でもよく知られている地域創生の成功例であるこの地区だが、宮地氏がUターン就職で戻ってきた時はまだそこまでの活気はなかったという。
「広島に元気が無いな、と感じて、広告業界ならまちづくりに関わる仕事ができるかもしれない、と経験が無いにもかかわらず広告代理店に就職しました」
そんなある日、宮地氏は仕事で足を運んだ横川の玩具店の倉庫に、トマトの着ぐるみが置いてあるのを発見する。
「それが、横川商店街のゆるキャラ「トマトン」でした。聞けば、6年ほど前に発表した時にデザインを笑われてしまい、封印していたという。それなら余計に、なんで使わないの?!と思ったんです。」
宮地氏は当時ツイッターもYouTubeも知らなかった横川商店街の「おじちゃんおばちゃんたち」に、トマトンを使ったネットでのまちおこしを提案。商店街をトマトンが案内する、という動画の制作も実際に行った。
「横川商店街の皆さんは、ポジティブでノリがいいんです。だから面白いことにはすぐ飛びついてくれるし、行政に頼らず自分たちで物事を進める力を持っている。横のつながりも強いので、物事を始めるときも本当に動きが速いんです」
行政が何かを始めるのではなく、市民が始めた活動に行政が補助金を出す、という理想的な形態が横川ではうまく機能しているそうだ。
横川在住ではないにもかかわらず、トマトンがきっかけですっかり商店街の会合の常連となった宮地氏が次に耳にしたのは、横川を拠点とする女子サッカーチーム発足の話だった。横川商店街がサンフレッチェ広島の応援に力を入れていることから、広島県のサッカー協会がもちかけてくれたのだ。公民館で行われた地域住民の話し合いで出た結論は、「断る理由がない」。かくして、宮地氏と、サッカーに詳しいわけではない横川の「おじちゃんおばちゃんたち」による女子サッカーチーム作りが始まった。
続きは↓の記事から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000035-rbb-sci
意味は天使だったかな
なでしこ1部から補強するといいと思うのだが
【引用】http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1443173675/
アンジュヴィオレ広島チーム名は公募によるもので、フランス語で天使を意味する"ange"と、チームカラーでもある紫を意味する"violet"を組み合わせた"ANGE VIOLET"(アンジュヴィオレ)とした。設立の経緯から横川地区・三篠地区との関わりが深く、屋外練習は主に三篠小学校・中広中学校で行っているほか、アカデミー(下部組織)を三篠学区子ども会育成協議会等との共催によるサッカースクール (U-18、U-15、U-12)という形で設置している(Wikipedia)