第32節

課題は相変わらずで苦戦する試合が多いですが、前節のグルージャ盛岡戦に続き最後は気持ちをみせて後半ATでの勝越し弾。今季初得点の#3大島選手がミラクルを起こしてくれました。

リーグ戦初出場のGK21金選手も最後までゴールを守り抜き、総力戦で強敵ガイナーレ鳥取に今季3勝することができました。



第32節 10月4日(日)17:30 K.O.
@南長野運動公園総合球技場 
3,616


長野【1-0】鳥取


前半は両チームともに中盤でつぶし合ってボールが落ち着かず、チャンスの少ない展開となった。そんな中、決定機が訪れたのは23分。鳥取のFW中山 仁斗が相手ゴール前でボールを受けてから振り向きざまに左足を振り抜いたが、このシュートは長野のGK金 永基の好セーブに阻まれた。

後半もこう着状態は続く。ホームチームはMF山田 晃平のドリブル突破などで鳥取のブロックを崩しに掛かるが、相手陣内深くでのクロスやシュートの精度がいまひとつ。だが、このまま終了かと思われた後半のアディショナルタイムに試合が動く。長野の右CKからDF大島 嵩弘が豪快なヘディングシュートを決め、土壇場で勝点3をもぎ取った。

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AC長野パルセイロ
《スターティングメンバー》
GK21金、DF4内野、3大島、27小山内、MF25有永、28パク、6仙石、20都並、FW9高橋、7佐藤、13勝又

《リザーブメンバー》
GK1諏訪、MF16鮫島、19向、FW10宇野沢、11土井

交代
:66’勝又→土井、74’仙石→向、83’高橋→宇野沢、小山内→鮫島

得点:90+2’大島


《衛藤監督コメント》
劇的な勝ち方を望んでいるわけではないが、最後まで諦めずに1点を目指して、(アディショナルタイムに決勝点を)取れたというのは良かった。引き分けと勝ちが続き、勢いが出てきて、昇格争いをしているチームらしくなってきたかなと思う。鳥取さんは意図を持ってボールを入れてくるので、セカンドボールを拾うために有永(一生)をボランチで起用した。ただ、アタッキングサードでの精度はまだまだ足りない。ボールの動かし方が単調になってしまい(味方同士の)距離が長くなってしまったり、クロスがGKに入ってしまったりしてチャンスが生まれにくかった。



ガイナーレ鳥取
《スターティングメンバー》
GK1杉本、DF17馬渡、28秋山、16小石、21稲森、MF6畑田、20柿木、14廣田、13安藤、FW11田中、FW18中山

《リザーブメンバー》
GK29井上、DF34井上、MF10フェルナンジーニョ、23野崎、25林

交代:76’畑田→野崎、田中→フェルナンジーニョ、86’
廣田→林、90+2’柿木→井上


《松波監督コメント》
長野さんが相手ということでしっかり守備から入ろうと意識させた。ラインコントロールやボールへのアプローチなどに関しては前半から全体的によくできており、最後の(ペナルティ)エリアの中でも守備はしっかりできていた。ただ、その後の攻撃に入ったときはまだまだ前に出ていく力がなく、フィニッシュまで持っていけなかった。長野さんの守備が堅いのは分かっていたが、崩し切れずにこういう結果になってしまった。ただ、選手たちは十分に戦っており、それに結果が付いてきていないのが現状。これをしっかり結果につなげられるように残り1試合1試合戦っていきたい。



▼その他の結果
@下関市営下関陸上競技場 
3,315
山口【5-0】相模原

@富山県総合運動公園陸上競技場 3,127
富山【0-2】秋田

@盛岡南公園球技場 
944
盛岡【1-0】J-22

@とうほう・みんなのスタジアム 
818
福島【3-0】YS横浜

@沖縄県総合運動公園陸上競技場 
538
琉球【1-0】藤枝

※町田は休み



▼得点ランキング
 
1位  岸田(山口) 28点
2位  福満(山口)18点
2位  島屋(山口) 15点
4位  佐藤(長野) 9点
4位  田中(琉球) 9点
5位  鈴木(町田) 8点
4位  勝又(長野) 8点
4位  鳥養(山口) 8点
4位  鳥養(山口) 7点