日本代表としてリオ五輪アジア最終予選を戦い、全試合に出場できた喜びや五輪出場を逃した悔しさなど経験したAC長野パルセイロ・レディースのエース横山選手のインタビューが
NHK長野放送局『イブニング信州』内で放送されました。

昨年までとは全く違うたくましくなった表情の横山選手が様々な思いを語っています。


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アジア最終予選前の合宿について

横山
:自分の中ではメンバーに入るのも必死でしたし、ましてや試合に出れるとは思ってなかったんで、出れるっていうかチャンスを与えてもらったときにはホントにチームの為に頑張るだけですし、常に勝負する気持ちで挑んでました。


アジア最終予選第1戦について
横山
:試合前の時からハーフタイムには自分の得意のドリブルを少しでも(アップで)やっておいてっていうのをノリさん(佐々木監督)にも言われてましたし、色んな先輩たちにも「ヨコ絶対(途中投入)あるから準備しとけよ」って言われてたんで、途中から出てアクセントになれば良いかなってのは思ってました。

横山:1戦目は特に何も出来なかったなっていう思いが強いですね。


アジア最終予選第2戦について
横山
:1戦目の時にけっこう消極的になってしまったので、次は絶対にシュートを狙っていこうと思ってましたし、前半から飛ばしていつ潰れてもチームなので、味方がいると思って最初から飛ばしました。


アジア最終予選最終戦について
横山
:みんながみんな“最後は勝って終わりたい”っていう思いがあったから、自分たちの攻撃のパターンが成功した感じだと思います。


アジア最終予選大会を通して
横山
:本当にオリンピック出場を獲得できなかった悔しさだったり、責任だったりそういうことを感じてます。まだまだ力不足っていうのを感じたので、常にこの悔しさを忘れず、日々やっていきたいと思ってます。


なでしこジャパン世代交代について
横山
:代表合宿に呼んでいただいて、上の人は上の人で本当に上手いですし、サッカーのことも知ってますし、本当に自分たち若手がその人たちを追い越せるようにしないと…ならないと世代交代は出来ないですし、実際に年齢とかは関係ないと思いますね。“若手若手”言われてますけど、今回一緒に戦ったメンバーたちが日本を背負って戦うメンバーだと思うので。


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期待を寄せる本田監督

本田監督
:今までよりは走れていたし、ボールも受けれていたし、シュートも積極的だったのでそれをそのままクラブに持ち帰ってきてくれてるので、凄く他の選手たちにとってはいい刺激になっていると思います。クラブ自体が強くなっていく事、その中でたくましくなっていく事がまたなでしこ(ジャパン)に呼ばれる事だと思うので、やはりこのチームで結果を残す事が1番大事だと思います。


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1部で戦う今シーズンについて

横山
:本当にチームで結果を出すことが自分の中のベストだと思うので、その後に結果がついて来るなと思いますし(なでしこジャパン)メンバーにも選ばれると思うので、先ずはチームがあっての代表なので自分の中ではチーム優先にしてやりたいなっていうのは思ってます。3,800人以上のサポーターが入って自分たちを後押ししてくれたっていうのは、やってた自分たち選手やスタッフが一番感じていると思うので、1年間通して成長できたら良いなと思います。