sakamoto

毎週金曜日14:30~SBCラジオ『らじ☆パル』で放送された、なでしこジャパンに初選出されアメリカ遠征を戦ったレディースDF07坂本キャプテンのインタビューです。



―― 代表に選ばれて世界の強豪と戦った率直な感想は?
坂 本:世界のレベルがほんとに(U-20の頃に比べて)レベルアップしてるなっていうのを先ず肌で感じましたし、勿論スピードもフィジカルも元々身体能力の差があるのは分かってたんですけど、やっぱり技術的な部分とか戦術としてチームとして戦うという部分で世界もどんどんレベルアップしてるなっていうのを凄く感じました。


―― 試合前に「自分らしさを出して戦いたい」とコメントしてたが実際ピッチに立ってどう?
坂 本:予測して守備をするっていうのは自分で思ったようにできた部分もありましたし勿論できない部分もありましたけど、やっぱり攻撃の部分でパルセイロでも縦に速いサッカーをやっているので先ずフォワードを見て一発目で当てたいなっていうのは思ってやってて何回か出せた部分はあったんですけど、やっぱり相手が強い分一発で当てるとそこで潰されちゃったりとか、日本だとキープできる選手が世界だと(相手の守備が)2枚3枚って来ちゃうと難しいなっていう部分はありましたね。


―― 久しぶりに横山選手とプレーしたがいつもと違う感覚あった?
坂 本:いや特別な思いは特にはなくて一緒に公式戦出たのは1~2カ月振りぐらいだったので懐かしいなっていうのもありましたし、やっぱり横山が1点のサッカーをずっとやってたので何となくその感覚が戻ってきたというか、先ずそこに一回当てたいなっていうのは思ってたんでそういう部分で懐かしさは少し感じましたね。


―― アメリカ遠征で一番大きな収穫は?
坂 本:やっぱりスピードの速い相手に対する守備の仕方というか日本での間合いがもうちょい取らなきゃいけないなっていうのと、相手より一歩でも二歩でも早く動き出しの部分で高めていかなきゃいけないなっていうのはほんとに肌で感じました。


―― サポーターはじめ本田監督も成長に期待しているが、これからリーグ戦等どう戦っていく?
坂 本:戦う場所は日本ですけど海外の選手とかを想定した中で自分が動く場所とか位置・動くタイミングとかを想定してやりたいなっていうのは思いますし、やっぱり「日本だからできる」「日本だから通用する」とかではなく実際に世界に行った時に通用できるように世界を見据えて取り組みたいなと思います。


―― 最後にサポーターへメッセージを
坂 本:今は踏ん張り時ですけどいつもサポーターの皆さんの力強い声援は選手ひとりひとりに届いてますので、もう少し一緒に辛抱して戦って頂けると嬉しいです。